謎の日記2
最近、いろいろ買ったのでダンボールが大量に家にありますww
捨てなきゃならんので、叩き潰そうと思ったんですが、いまいちやる気が出ない。
明日こそは!と毎日毎日気合を入れてるんですが、いつも次の日に持ち越し。
そろそろ気合が入りすぎて、ダンボールを粉々にしてしまいそうww
まぁ、それはそれでいいかなww
昨日痛いと書いた、胸の辺りもだいぶ良くなった。
痛みが和らいできたという事は、俺が真面目君の道を歩き出したって事ですよね。
うんうん。
このペースなら、明日くらいには完治してるね。
その時が、真面目なおや君誕生の時!!!
さて、早く治るように意味の分からない昨日の日記の続き。
ちなみに、いつまで続くか自分でも分かりませんw
インターホンを押しても反応無し。
留守かな?
しかし、粘り強い俺はもう一回。
…
やっぱり、反応無い。
最後にもう一回押そうとした時に、後ろから声をかけられた。
道重さん「あの〜、私に何か用ですか?」
どうやら、この家の住人が帰ってきたらしい。
変な人だったらどうしようと思いつつも、ここはしっかり挨拶せねばと振り返る俺。
その時、俺の目に飛び込んできたのは、この世の人とは思えぬくらい素敵な女性だった。
変な人だったらどうしようとか思ってたけど、この人なら変な人でもお釣りがくる。
見かけないヤツが部屋の前に立ってたんで、少し警戒してるようだ。
とりあえず、挨拶せねば。
なおさん「あ、俺隣に引っ越してきたんですよ。それで挨拶をしようかなーなんて。」
道重さん「そうなんですかー。私、道重さゆみです。よろしくお願いしますね。」
なおさん「俺は、いけだ。こちらこそよろしく。あ、これよかったら食べてください。」
と、持ってきた菓子折りを渡す。
道重さん「あ、ありがとうございます。」
なおさん「それじゃ、失礼します。」
軽く頭を下げて、我が家へ。
しかし、ビックリしたね。
あんなキレイな人がこの世に存在していたとは。
とりあえず、今日は飯食って寝よう。
おやすみ。。。
ん?もう朝か。
もっと寝ていたいけど、いろいろ部屋の整理をしなければなので起きようか。
テレビ、ベッド…部屋のレイアウトを考えてみるがどうもしっくりこない。
2時間ほど悩んでいただろうか…いつの間にか昼になっていた。
しかし、レイアウトを決めない事には飯が喉を通らない。
どうするかなー?と考えていたらインターホンが鳴る。
ったく誰だよ、俺は今忙しいのだと居留守作戦。
しかし、また鳴る。
でも、俺は出ない。
しかし、また鳴る。
仕方ない、出るかと思い玄関へ。
どうやら、お客さんは隣の道重さんだ。
相手が道重さんだと分かると、なんかドキドキしてきた。
深呼吸してドアを開ける。
すると、
道重さん「よかったー。なかなか出てこないので、留守かと思いました。」
なおさん「あ、いやーちょっと手が離せなくて。えーと、何かごようですか??」
道重さん「ちょっとお昼ご飯作りすぎて余っちゃったので、よかったら食べて頂けますか??」
ちょうど腹も減ったきたところに嬉しい話。
なおさん「あ、ありがとうございます。俺、朝から何も食ってないんで喜んで頂きます。」
道重さん「ホントですかー♪良かった〜。」
その時の道重さんは凄く嬉しそうだった。
なんでだろ?と思っていると道重さんが続ける。
道重さん「余った時、近所に声かけるんですが最近みんな断っちゃうんですよ〜。久しぶりに食べてもらえるから嬉しいな〜♪」
そういう事か。
なおさん「へ〜そうなんですか。俺でよかったら、いつでも頂きますよ。」
こんなキレイな人の料理が食べれるなら!と思いそんな事を口走ってしまった。
道重さん「嬉しいー。それじゃこれ食べてくださいね。」
なおさん「あ、はい。よろこんで。」
ポンっと料理を渡し、道重さんは去った。
さーて、飯でも食うかー!
まだ片付かない部屋で、ちょっと遅めの昼食。
受け取ったタッパーを開けると、そこには道重さんの料理が。
ウキウキしながら、料理を口に運んだ。
もぐもぐ
はぅーー!!
…
近所の人が断る理由が分かったよ。
道重さんの作った料理は不思議な味がした。
はぅわぁーー!!
「俺でよかったら、いつでも頂きますよ!」
俺は今になってあの時の言葉を後悔していた。
〜続く〜