海〜太平洋に行こう!〜

変な日記ばかり書いてるといい加減、YFIを解雇されるんじゃないかと心配しております。
でもまぁ、大丈夫でしょう。
俺が解雇になるようなら、社員のほとんどが解雇されちゃいますからね!ww
さてさて、今日も楽しく更新しましょうかねww
昨日のお相手は里沙ちゃんでしたが今日はどうしましょ?
毎日里沙ちゃんでも良いんですが、それだと里沙ヲタさんに殺されちゃうんでww
なんか身内だと里沙ヲタさんが一番戦闘力(キモさ)高そうなので、瞬殺されちゃいそうだわww
よし、決めた。
今夜は脳内で君と海までドライブだー!!!
今日はキモさ控えめ。ほのぼの行くぞ。
なんか長くなったので、スルーした方が良いかもですww


つんつん。
ん〜眠い。もうちょっと眠らせて。
ツンツン!!
A「お兄ちゃ〜ん。起きてよ〜。」
N「なんだよー。まだ朝8時だろー。」
A「今日は太平洋に行く約束した日だよー」
N「ん?そうだっけ?覚えてないわ。おやすみ愛佳。」
A「もー!お兄ちゃんのバカー!」
そう言って、不満そうにほっぺを膨らます愛佳。
N「分かった分かった。今起きるって。」
A「やったー!じゃあ準備して待ってるね。」
N「何時に出発しようか?」
A「これからお弁当作るから9時にしよっ!」
N「あいよ。」
適当に準備を済ませ、9時までゴロゴロ。
この勢いだと二度寝しそうだ。
腹も減ったので弁当のつまみ食いでもするか!
もうすぐ出来上がりそうな弁当にそーっと手を伸ばす俺。
よし!気付かれてない!まさに神の手!
A「ダ〜メ!」
N「あれ?バレてた?」
A「何年お兄ちゃんの妹やってると思うの〜。今食べる分は向こうのテーブルに置いてあるよ。」
N「なんだ。頑張って損した。」
さて、軽く腹ごしらえもして出発の時間。
愛佳より一足先に家を出ると近所の庄司さんが居た。
N「おはようございまーす」
F「おはよーう!今日は朝からお出かけかい?」
N「妹が海に行きたいって言うんで。」
F「相変わらず良いお兄ちゃんだね〜!」
N「いやいや、庄司さんこそ相変わらず爽やかッスね!」
F「えっ!そうかい?ハッハッハー!今度酒おごるよ!」
少し遅れて愛佳が家を出てくる。
A「おはようございまーす♪」
F「おっ!愛佳ちゃん、今日もカワイイねー!」
A「ありがとうございまーす!」
N「よし、じゃあそろそろ行くか。」
A「うん♪」
F「お土産よろしくー!」
さて、車で太平洋を目指す訳だがなかなか遠い。
日本海なら近いんだが、愛佳は行った事のない太平洋が見たいらしい。
2時間ほどの道のりだが、音楽流しながら2人で喋ってればそんなに長く感じないだろう。
A「あー!」
N「どうした?」
A「飲み物忘れちゃった。」
N「じゃあそこのセーブオンで買うか。」
セーブオンに入ると、小野寺さんが居た。
N「あっども。」
O「ジュース買うの?買ってやろうか?金あるし。」
N「良いッスよ、俺でもジュースくらい買えます。」
O「良いって。無理すんなよwww」
なんか勢いに負けて買って貰ってしまった。
まぁ、いいや。
小野寺さん、このご恩は一生忘れません。
買い物を済ませてまた車を走らせる。
A「結構遠いんだねー。太平洋って。」
N「まぁ、太平洋だからな。」
A「お兄ちゃんごめんね。太平洋が見たいなんてわがまま言って。」
N「気にすんなよ。俺も海好きだし。」
それにしてもなんか今日の愛佳は楽しそうだ。
N「最近、なんか良い事あったのか?」
A「え?なんで?」
N「なんか今日の愛佳楽しそうだからさ。」
A「こうやってお兄ちゃんと2人で出かけるのって久しぶりだなって思ってたら、なんか楽しくなっちゃった。」
N「なんだそれ?いつも一緒にいるんだから俺の顔なんて見飽きたろ?」
A「そんな事ないよー。」
N「俺は愛佳の顔、見飽きたけどな。」
A「またそういう事ばかり言って〜。」
朝同様、ほっぺを膨らます愛佳。
俺は妹のこの昔から変わらない表情が好きだ。
A「あっ!海が見えてきた!」
N「もう少しだな。」
A「早く早く!」
海に着き、駐車場に車を止めると愛佳が海に向かって走り出した。
そんな愛佳をぼーっと見つめる俺。
A「お兄ちゃんも早く〜!」
N「ったく。しょうがねーなー。」
波打ち際で俺を待つ愛佳のところまで行く。
A「綺麗だねー太平洋♪来て良かったー♪」
N「今日は天気も良いし最高だな。」
A「ありがとね、お兄ちゃん。そうだお弁当食べようよ♪」
N「そうだな。腹も減ったし。じゃあ、あの辺で食べるか。」
A「うん♪」
さて、今日の弁当は何かな?
A「今日は愛佳特製手巻き寿司!」
N「特製って言っても、普通の手巻き寿司だろ?」
A「違うよ〜!ほら。中の具ががカニの形になってるの。」
N「へ〜。やるもんだな。」
A「早く食べてみて♪」
N「いただきまーす。」
モグモグ
A「どう?美味しい?」
N「愛佳。残念だが…」
A「美味しくない?」
N「スゲー美味いわ。」
A「ホントにー♪ほかにもお兄ちゃんに好きなものたくさんあるからどんどん食べてね♪」
モグモグ

モグモグ

N&A「ごちそうさまでしたー♪」
A「お腹一杯になっちゃった。」
N「俺も。」
A「ちょっと張り切って作りすぎちゃった。」
N「ふ〜。ちょっと休憩。」
A「ホント、良いお天気だね。」
N「あぁ。絶好の釣り日和だ。」
A「お兄ちゃんって釣りの事ばかりだね。」
N「そんな事ないって。そうだったら愛佳の為に太平洋に来たりしないからな。」
A「え?なにか言った?」
N「いや、なんでもないよ。」
A「ねーなんて言ったの〜?教えてよー!」
N「なんでもないって言ってるだろー!」
A「お兄ちゃんのケチー!」
N「ハハハ。よし愛佳。かけっこでもするか?ほら逃げろ逃げろ!捕まると食べられるぞ!」
A「キャー!逃げろー!」
走って逃げる愛佳。
でも、こっちがホンキで走るとすぐに追いつきそうだ。
さて、捕まえるかな?そう思った時、
A「キャッ!」
つまずく愛佳。
N「危ない!」
転びそうになる愛佳を抱きかかえて、砂浜に倒れこむ。
どうにか間に合った。
間に合わないと思ったが、妹を思う俺の本能が、人間の限界を超えたらしい。
シスコンバンザイ!
A「大丈夫!お兄ちゃん?」
N「これくらい平気だよ。鍛えてるからな。愛佳こそ大丈夫か?」
A「うん、お兄ちゃんのおかげ。あっ!お兄ちゃん血が出てるよ!」
N「ん?ホントだ。でもこれぐらいなんともないさ。」
A「ダメだよ。ちゃんと手当てしないと。」
そう言って、俺の手当てをする愛佳。
A「昔も良くあったよね。こんな事。」
N「そうだっけ?」
A「うん。ドジな私をかばってお兄ちゃん良く怪我してた。」
N「そうだったっけ。覚えてないな。」
ホントは全部覚えてる。愛佳を助けて負った傷は全部俺の誇りだ!
シスコンバンザイ!
N「そろそろ帰るか?」
A「そうだね。その前にもう1回波打ち際に行こっ!」
N「おう。そうするか。」
波打ち際に着くと、また愛佳がはしゃぐ。
ホント楽しそうだ。
N「楽しそうだな。」
A「うん。」
N「まさか、こんなに楽しんでくれるなんてなー。」
A「また一緒に来ようね。」
N「そうだな。」
A「じゃあそろそろ帰ろうか?」
N「おう。」
車に戻る2人。
車に戻ってからもずっと楽しそうにしていた愛佳だが、疲れてしまったらしく寝てしまった。
まだ家までは1時間以上ある。
1人では退屈しそうな道のりだが、隣に妹の寝顔があれば十分だ。
俺は隣で眠る愛佳の頭を撫でた。