涙と笑顔

今日はセレモニーの事を書きたいなと。


言葉を贈った順番に書きたいなと思うので、まずは愛ちゃんから。
愛ちゃんはリーダーとして送り出すのは初めて。
いつも、泣いてばかりで言葉もまとまらないけど、今回はリーダーらしくしっかりとしたコメントでしたね。
ま、花を渡す時「はい」って言うだけで渡す辺りがなんか愛ちゃんらしいかなって思います。
怒ったり、褒めたりしたと言う愛ちゃん。
後輩を送り出すのは初めてで複雑な心境である愛ちゃんが「がんばってくれないとダメだよ。ね。」って言ってたけど、その言葉に愛ちゃんのいろんな気持ちが詰まってるような気がしましたね。
愛ちゃんの言葉にはリーダーらしさ、そして愛ちゃんらしさも感じられたと思います。


里沙ちゃんと小春ちゃんが大好きな俺としては、卒業する小春ちゃんに里沙ちゃんがどんな言葉をかけてくれるのかなってずっと思ってたんですよ。
里沙ちゃんが小春ちゃんに言った言葉の中に、「本当にこう、世話がやける子だったんですよ。でも、私にとって本当に小春は、可愛い後輩で、世話がやける部分もぜんぶ愛しくて、本当に本当に、大好きな後輩でした。」って部分があったんですが、この言葉が聞いた瞬間に里沙ちゃんへの感謝の気持ちや、2人を好きで良かったなって気持ちが溢れてきて、涙が止まらなかった。
里沙ちゃんといる時、凄く楽しそうにしてた小春ちゃん
そんな小春ちゃんを愛してくれた里沙ちゃん。
いつまでも、2人がそんな関係でいてくれたら良いなって思いますね。
「ずっとそばにいたいけど ねぇ仕方ないのね…」
いつもセレモニーの時はバックにNever Forgetが流れるのだけど、2人が大好きで、記念隊コンに行って、そこで里沙ちゃんのNever Forgetを聞いた人間にとっては、それだけでもグッとくるものがありました。


絵里は最初から最後まで凄く優しい表情だったと思う。
優しい表情をつたう涙が、なんとも切ない感じだったけど適当同士だとか言ったりコメントには笑える部分もありました。
お互いモーニング娘。になれて出会えた事それが嬉しい。
そう思ってくれてる先輩に対して、言いたかった事があると話しを始める小春ちゃん
ダンスが苦手で出来なかった頃、自分の時間もあるのにダンスを教えてくれた事への感謝の気持ちだったんですけど、小春ちゃんがそういう気持ちを忘れずに持ち続けていた事、それが嬉しかった。
絵里が言うように、見てるとなんだか適当に感じる2人ですが、ホントは2人とも適当なんかじゃないんだと思える、そんな2人のやり取りでした。


さゆは小春ちゃんの事が嫌いだったって言ってた。
きっとこれはホントの事なんでしょうね。
教育係という立場で、小春ちゃんがさゆにたくさん迷惑かけて、ホント辛くて大変な時期があったんだと思う。
でも、それは「嫌いだった」って事だから、過去の話なのかな。
今でも嫌いだったらレインボーピンクをまた2人でやりたいなんて思わないだろうし、小春ちゃんの成長した姿を見て凄く嬉しいなんて思わないだろうし、卒業していくのが寂しいなんて思わないはず。
そしてなにより、他の誰とよりも長い時間抱き合ってた2人を見てたら、ただ単純に嫌いだとか思えない。
好きとか嫌いとかそういう感情以上の強い絆を感じられずにはいられなかったです。
どんな気持ちだったのかは2人にしか分からないけど、あの場面が、あの時の2人が俺の頭から離れません。
抱き合う2人をずっと見ていたかった。このまま時間が止まれば良いと思いましたね。


「小春、笑ってほら、いえーい!」とハイタッチから始まったれいなとのやり取り。
でも、そのあとすぐに「小春、ダメ、泣いちゃ。ばかッ!」と言いながら泣きだすれいな。
明るく振舞おうとしてるけど、泣きだすれいなの姿がなんとも切ない。
お互い似てる部分があるとか、相談したい事があると言われた時に信頼されてるんだなーと感じて嬉しかったりと涙ながらに語るれいな。
ハイタッチから始まったのに、だんだんしんみりしちゃったけど、最後にれいなが小春ちゃんにかけた「がんばりーよ」って言葉、それが凄く温かかったなと思います。


愛佳ちゃんは涙ぐみながらも、しっかりと自分の言葉を伝えてましたね。
明るい小春ちゃんを見てて、凄く羨ましかったと言う愛佳ちゃん。
ネガティブな自分とポジティブな小春ちゃん
しっかり者の自分と適当な小春ちゃん
正反対だと言われる事が多いけど、自分にはないモノを持ってる小春ちゃんを尊敬してたのかなって感じましたね。
先輩と言っても同い年。
だからこそ「声が耳に障る」とか言えたりするくらいの関係になれたのかな。
2人にはいつまでも仲良くして欲しいなと思います。


リンリンは「やっと出たね私」って登場。
リンリンにとって小春ちゃんは先輩になるわけですが、先輩って感じがした事ないと言うリンリン。
それは、家族みたいに自然に接する事が出来る関係って事なのかな。
先輩とか後輩っていう関係も大事なのかもしれないけど、それと同じくらい家族みたいな自然な関係ってもの素敵だと思う。
そして「久住さんは、人の前で泣かない人ですね。だからリンリンは、久住さんの代わりに泣くので、久住さんはこのままずっとこの素敵な笑顔でいてくださいね。」ってリンリンの言葉。
これが心に染みました。


ジュンジュンはホント寂しそうでしたね。
ずっとうつむいたまま、小春ちゃんの顔すら見れないジュンジュン。
そんなジュンジュンが小春ちゃんに送った言葉の中にこんな部分がありました。
「これからも大切にしたいなって思ったのに、卒業されて…本当に悔しいですよ私。切ないです。なんで卒業しないといけないんだろうって。でもこういうルールがあるから、ジュンジュンもモーニング娘。に入れた…」
卒業や加入を繰り返すのがモーニング娘。というグループ。
そのルールがあるから、小春ちゃんの加入、ジュンジュンの加入があり、2人は出会えた。
たしかに、卒業ってのは寂しさもあるかもしれないけど、出会いと同じ数だけ絆が出来て、それは卒業してもなくなる訳じゃない。
ジュンジュンの言葉、聞いてるこっちまで切なくなる言葉だったけど、たくさんの出会いがあるグループの素晴らしさを感じさせてくれる言葉でしたね。
スタンバイの時、前に立ってる小春ちゃんを後ろから抱きたいけど、そんなことすると小春ちゃんに「ジュンジュン気持ち悪い」って言われるからやらなかったジュンジュン。
でも、小春ちゃんに「やってやって」と言われ最後の最後で実現しました。。。



そして、この後に小春ちゃんが書いてきた手紙を読んでくれました。

小春にかかわったすべてのみなさんへ。
みなさんのおかげで今日まで約4年間、モーニング娘。久住小春としてやってくることができました。本当にありがとうございます。1年1年が本当に充実していて、たくさん笑わせてもらいました。村のバレーボールチームのキャプテンがモーニング娘。のオーディションに合格して、モーニング娘。が学校に来て、そして武道館でお披露目をして7期メンバーとしてデビューして、CDを出してライブをして、そして月島きらりとしても活動してきました。その間には、モーニング娘。誕生10年記念隊にも参加させてもらって、今年月島きらりも卒業して、そして月島きらりでもお世話になった「おはスタ」のレギュラーをやらせてもらって、今日この日まで突っ走ってきました。
ファンのみなさんはいつも想像以上に盛り上がってくれて、想像を超えるくらい飛んでくれるから。そんなみなさんは小春の本当に自慢のファンです。みなさんとは一生つながっていたいです。メンバーのみんな、スタッフのみなさん、つんく♂さん、そしてファンのみなさん、小春にかかわったすべてのみなさん、本当にありがとうございます。これからも久住小春、ぶっ飛んでいきまーす!

村のバレーボールチームのキャプテンだった小春ちゃん
そんな普通の女の子だった小春ちゃんが目の前で多くの人たちの前で堂々と手紙を読んでる。
その姿が凄く嬉しかったですね。
そして、ファンの一人として小春ちゃんの成長する姿をたくさん見れた事、あの場に居られた事が幸せでした。
これからもぶっ飛んでいくと言ってくれた小春ちゃん
そんな小春ちゃんを見ていく上で、これからもたくさんの感動に出会える事を信じて、その時が来る事を楽しみにしていたいと思います。


涙があったり、笑顔があったりで、泣いてたらいいのか笑ってたらいいのかよく分からなかったけど、メンバーの流した涙と見せてくれた笑顔。
そのどちらにも同じくらいの価値があったと思います。
流した涙と見せてくれた笑顔の数だけ、きっとそれ以上のたくさんの気持ちが溢れた素敵な時間だった、そんな気がします。
そんないろんな想いを背負って、歩きだした9人。
きっと、その想いが9人を成長させてくれるんじゃないかな。
また1つ大きくなった姿に会える日を楽しみにしたいと思います。